019 OHMORI TOKO
Copyright © Ohmori Toko
PROFILE
Name : Ohmori Toko
Location : Tokyo, Japan
Site : Into The Bloom
INTERVIEW
サイトのプロフィールを拝見すると映画がお好きなようですね。過去に印象に残った作品があれば、教えていただけますか?
まずは「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」「ポンヌフの恋人」。ちょっと怖いけれど人の感情を激情的に表していて当時は本当にショックでした。真っ赤、真っ青っていう原色が似合う映画です。
それから「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」。普段の生活が淡々と描かれていて、ちょっとした日常の切なさみたいなものを感じます。思春期の頃を懐かしむ場面もたくさんあって、観終わった時には切ない気持ちになりました。
でもそういうちょっと痛いような切なさ+暖かさみたいなものが私は好きみたいです。ロマンティシズムを感じます。イラストでもできればそういう事を表現していきたいと思います。
お好きなアーティストとその理由など教えていただけますか? どんなジャンルでも構いません。
高校の時に今はなき西武美術館ではじめてエゴンシーレの原画を観ました。マチエールや素材感が素晴らしかったです。痛々しい感じが心に響いて、ちょっとこわばったような人の表情、木のような手、木のラインなどとても美しいと思いました。
グスタフ・クリムトも陶酔感、色が美しくて好きです。なぜか少女漫画を読んだ時のような気分になります。
それから森本美由紀さんのイラストや、50年代から60年代のBARBIEのイラストは、私がイラストレーターになろうと思ったきっかけになりました。本当に可愛くてかっこいいです。
仕事以前に絵を描くきっかけになったことはありますか。
中学1年の時、くらもちふさこさんの「東京のカサノバ」という連載を読んで夢中になりました。ファッションセンスや、当時シンディローパーやマドンナが一世を風靡してたのですが、そういうポップカルチャーが漫画で上手く表現されていました。
時代の雰囲気も日常と混ざってリアルに感じます。私もこんな風に描きたいと、漫画のようなもの(物語ではなくて殴り書き)をいつも描いていました。
くらもちさんのふわふわとした浮遊感が本当に好きです。青年期の一瞬一瞬の心の揺れを、言葉や人物の表情だけではなく、風景や風のようなもので表現していて凄いなぁと思います。
上記は、メールにて何度かやりとりさせて頂いたものをまとめたものです。無理に答えていただきましたが、本当は文章が苦手だそうです。おかげで貴重な背景も知ることができました。お忙しいところ本当にありがとうございました。
2010.3.21
