小さな哲学者たち

小さな哲学者たち
パリ近郊のZEP(教育優先地区)にあるジャック・プレヴェール幼稚園。そこでは、3歳からの2年間の幼稚園生活で、哲学の授業を設けるという世界的に見ても画期的な取り組みが行われていた。
 幼児クラスを受け持つパスカリーヌ先生は、月に数回、ろうそくに火を灯し、子どもたちを集める。みんなで輪になって座り、子どもたちは生き生きと、屈託なく、時におかしく、そして時に残酷な発言をもって色々なテーマについて考える。

是非観に行きたい。

例えば「野球の哲学」という使い方では、理念や考え方という意味合いになるけど、本来哲学は「愛知学」という意味。知ることを愛する学問。個人的な印象は、足場を固めて実証していくものではなくて、常に前に後ろに動かしていく不思議な学問。ただ唯一、誰もが同じスタンスで向き合える学問だと思う。
だからむしろ余計なしがらみのない子供たちの方が純粋な哲学を進めてくれそうな気がする。楽しみ。

……翌日。早速観てきました。
やっぱりエンターテインメントにはなっていなくて、あくまでも個々人がおもしろいと思えるシーンや言葉を探すような作品。

だんだんと子供だけでなくその親御さんたちも哲学に慣れていく様子が描かれていて、小学生になったら哲学の授業がなくて嘆くシーンがあったりします。人種がテーマになっても子供はオープンにやりとりするし、哲学とはと訊かれて普通に「脳を動かす」「自分に質問する」という言葉が出てきたりします。いい違和感でした。
純粋に考えることは子供にとっても等しくおもしろいことなんだと思います。それを止めてしまうといろんな問題が起こる。子供たちにもいろいろ問題起こってました。その半分近くが恋の問題だったような。